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2009年5月12日のブックマーク (1件)

  • Xenの内部設計(前編)

    メモリの扱い ゲストOSが物理アドレスと思って扱っているものは、当の物理アドレスではありません。物理アドレスはXenによって仮想化されており、当の物理アドレスは、マシンアドレス*と呼ばれています。Xenはマシンアドレスで管理されるメモリ領域の一部を、あるドメイン空間の物理アドレスにマップし、そのドメインに貸し出します。 Xenの環境では、同じ物理アドレスを持つメモリが複数存在することになるので、多重物理メモリ空間とでも呼ぶべきかもしれません。XenはそれぞれのメモリにドメインIDをつけ、どのドメインの物理アドレスであるかを管理します。実CPUがメモリを操作するとき、または実デバイスを操作するときは、マシンアドレスを使わねばなりません*(図10)。 また、Xenの環境ではCPUが提供しているMMU(メモリマネジメントユニット)の仮想化が必要です。実ハードウェア上でOSが動作している場

    Xenの内部設計(前編)