はじめに これはLinux Advent Calendar 2016 14日目の記事です。 本記事では、ワンコマンドでお手軽にlinuxカーネル開発/自動テスト環境を構築する方法を紹介します。その後開発、自動テストの流れについてもチュートリアル形式で紹介します。本記事ではelkdat(以下、本ツール)というツールを使用します。本記事の対象読者はバリバリのカーネル開発者だけでなく、自分のカーネルやカーネルモジュールを一度作ってみたかった人、開発には興味がないけれどカーネルのテスト(たとえばカーネルのバグの原因となったコミットを突き止めたい)には興味のある人も含みます。 本記事に記載されているコードを実際に試すためには、仮想化機能を持つCPUを搭載したPCにインストールされたUbuntu16.04が必要です。CPUの仮想化機能を持っているどうかは、shellから以下のプログラムを実行すればわか
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