はじめに 最近、ansibelなどの設定書式で用いられる記法「YAML」について、紹介します。 YAMLは、箇条書きのように記載できるため、大変わかりやすいフォーマットです。 YAMLとは? 概要 YAML Ain’t Markup Languageの略で、構造化データの表現する記法になります。 主に以下のような用途で利用されます。 設定ファイル データ保存 データ交換 XMLとの違い XMLとYAML大きな違いは、表記方法が異なります。 XML = 開始、終了タグ()を利用した構造化データを表現。 YAML = タグの代わりに、インデントを利用した構造化データを表現。 XMLと比べ、人が見る場合に非常にわかりやすい構造で表現することが可能となります。 以下、XMLとYAMLを比較すために、サンプルを記載します。 例) 書籍の一覧を表現する場合 [XML] <books> <book> <