Adobe Systemsは米国時間1月29日、国際標準化機構(ISO)へのPDF(Portable Document Format)仕様書提出に向けた計画の詳細を発表した。ISOは、特に政府機関や大企業に大きな影響力を与える標準化団体だ。 PDFフォーマットのサブセットは、文書のアーカイブ化などの形式として普及し、すでに標準的になっている。だがAdobeの顧客たち、特に政府機関はこれまで同社に対し、PDFがISO認定の標準になれば信頼性が高まり、このファイル形式が長期的に広まるだろうと言ってきた、とAdobeのシニアバイスプレジデント兼チーフソフトウェアアーキテクトであるKevin Lynch氏は話す。 「われわれはすでに、仕様についてフィードバックを受けてはアップデートを繰り返してきた。今度はそれを、標準化団体を通じてより正式な方法で行う、ということだ」(Lynch氏) Adobeは、
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