決算日をむかえる会社において必要な業務のひとつに棚卸があります。 棚卸とは決算日において残っている商品や製品などの在庫の数量をかぞえ、在庫の金額がどれだけあるかを計算することです。商品点数などが多い会社においてはこの棚卸作業は時間と労力がかかるので大変だというイメージを持っている方も多いでしょう。 ただこの棚卸をやることには会社の損益を把握するためなどの重要な意味があります。 今回は棚卸の必要性やそのやり方について経営者や経理担当者の方に知っておいてほしい基本的なことについて紹介したいと思います。 棚卸って何のためにやるの?棚卸の必要性 商品在庫と仕掛在庫について 実地棚卸と帳簿棚卸について 棚卸の基本的なやり方 1.棚卸って何のためにやるの?棚卸の必要性 ・正確な利益の把握 棚卸を行う目的のひとつに会社の業績をきちんと知るため、ということが挙げられます。 損益計算書において最初に表示され
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