牛に頼らず牛乳をつくる。3Dプリント技術でイースト菌から味も栄養価もまったく同じ合成牛乳をつくるプロジェクトが発足 記事の本文にスキップ 牛乳と言えばその名の通り牛の乳だが、牛なしで牛乳ができるという。ビールのようにイースト菌で作れてしまうのだそうだ。 まあ本当はもう少し複雑なのだけれど、とにかくそれがパーフェクトデイ社による自社製品の説明だ。 ベジタリアンや乳糖不耐症の人々には、豆乳やアーモンドミルクといった別の選択肢もあるが、その味は牛乳とかなり違う。だがこの合成牛乳は味や栄養価はまったく牛乳と同じになるという。 不可能にも思える挑戦だが、既存技術の応用で行えるという。 合成牛乳の開発を行っているのはパーフェクトデイ社で、医用生体工学者という経歴を持つライアン・パンドゥヤ氏とペルマル・ガンジー氏が設立したスタートアップ企業だ。 3年前はそれぞれボストンとニューヨークで次世代ワクチンの開