インターネットサービスは提供者の利益につながっているのか、また、未来は現在の状況やビジネスモデルの延長線上にあるのか――このような問いに対する議論が、2月5日、有限責任中間法人ブロードバンド推進協議会(BBA)の主催によるイベント「OGC 2009(オンラインゲーム&コミュニティサービス カンファレンス 2009)」のパネルディスカッション内で行われた。 パネルディスカッショのタイトルは「『楽しさ』×『便利』=『集まる』コミュニティサービスの今後について。『コンテンツの一般化』と『収益モデル』に向けて」パネリストは、ビットキャッシュのメディア事業部 部長である片山昌憲氏、ニワンゴの代表取締役社長である杉本誠司氏、カカクコムの取締役COOである安田幹広氏、ミクシィのmixi事業本部長である原田明典氏。モデレーターは駒澤大学GMS学部の准教授である山口浩氏が務めた。 山口氏は、インターネットユ
1年間の資金調達から計画、開発という道のりを経て、自分の新しいウェブアプリケーションのベータ版をようやく公開することになり、マーケティングの時期がやってきた。そうなるとあなたは多くのユーザーをできるだけ早く獲得したい。安くて手っ取り早い道は、ブログやソーシャルニュースサイトを使ったバイラルマーケティングだと考える。そこでdiggやdel.icio.us、TechCrunchあるいは(もちろん)Read/WriteWebといったお気に入りのウェブサイトに頼る。何とか何百という他のメールの中からMichael ArringtonやRichard MacManusの気を引き、自分のサイトが取り上げられ、他のブログの記事もそれに続く。これこそ待ち望んでいたことだ。しかし数日後には完全な沈黙が訪れる。どこでも話題になっていないし、サイトの動きはほとんどなくなり、新しい「Web 2.0の申し子」は他の
ページ受託からビジネス協業への変革 ウェブサイトの構築や運営にかかる費用や制作会社との上手なつきあい方は、常に企業のウェブ担当者の悩みの種だ。ここでは、その直接的なコストを減らし、さらに制作会社が今までよりも積極的にあなたのサイトにコミットしてくれるようにする「レベニューシェア」について解説する。 TEXT:編集部 協力:株式会社コスモ・インタラクティブ ページ単価は昔の基準?まず、企業とウェブサイト制作会社や関係について状況を整理しておこう。 十数年前から、企業はウェブサイト制作会社に「受託」という形でウェブサイトの構築や更新を依頼してきた。コーポレートサイトを数百万円かけて作り、サイトができたら制作会社は企業から渡された内容を元に何ページかのHTMLを作ってアップロードする運用作業を毎月数十万円で請け負うといったスタイルだ。つまり「ページをデザインして作り、納品する」ことが制作会社の仕
2007年は携帯サイトのビジネスに注目 PC向けサイトと同じようにSEOは必要条件 携帯サイト向けSEO最新事情 2006年に一気に出そろったキャリア公式の検索サービスは、PCではあたり前の「検索」がケータイユーザーにも普及する大きなきっかけになると見られている。そうなると、PCサイトと同じように携帯サイトのSEOが必要となるが、既存のSEOとまったく同じノウハウが通じるわけでもない。本稿では、そんな携帯サイト向けSEOについて、PCサイト向けSEOとの違いや対応のポイントについて解説する。 TEXT:三好 雅士 2007年は携帯サイトに注目2006年7月、「ケータイでググる」をキャッチコピーにKDDIとGoogleが提携し、au EZwebサービスに検索窓が設置された。NTTドコモ、ソフトバンクモバイルもこの動きに追随し、同年10月からそれぞれの検索サービスを開始し、利用者からの反響も非
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