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  • 現実世界の少女たち(と、少年たち) - デマこい!

    以前にも書いたけれど、桜庭一樹さんの小説では「少女=守られる、少年=守る」という構図がはっきりとしている。ただし、それは男女が一対一の場合だ。集団対集団になったとき、男女の関係はまた違った姿を見せる。そこにちょっと違和感を覚えたので、実際に街に出て観察してみた。今回はその報告。あと、何度も言いますが、桜庭一樹さんは女性作家です。 桜庭一樹さんの小説では多くの場合、主人公は中学生だ。十二歳〜十五歳ぐらいの子供たちが活躍する。で、女の子の集団がキャッキャウフフと騒ぎ、男子の集団はゲームの話とかしながら、そんな女子を醒めた目で見ている――という描写が何度も登場する。桜庭一樹さんの作品では、男子たちはどこか大人びた姿として描写されているのだ。(そう感じるのは俺だけかもしれないけど) ところが自分が中学生の頃を思い出してみると、男子よりも女子のほうがずっと大人びているように見えた。そもそもカラダの作

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