この夏(もう秋も近いけれど)にあなたが観るべき映画は、ジュラシックワールドでもTED2でもなく「ナイトクローラー」だ、と私は断言する。なぜならこの映画が、サイコパスを疑似体験できるたぐいまれな映画だからだ。 タグ:映画 報道パパラッチ、行き過ぎやりすぎのマスメディア批判という表の顔主人公はルー(ジェイク・ギレンホール)。金も学も職もない、明日どう生きるかすら定かではない、そういう男だ。 ある日、交通事故の現場に偶然遭遇した彼は、そこでカメラを回す奇妙な男を見つける。その男は事故、事件現場専門のパパラッチだった。それが金になることを男から聞いたルーは、安いカメラ、ぼろい車、ネットで手に入れた知識だけで成り上がっていくが…… まずこの作品はすでに多くの人が指摘しているように、行き過ぎた報道への批判映画だ。 視聴率のためにショッキングな映像を、と要求するテレビ局、そしてどんな手を使ってでも
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