7月10日の米株式市場では、アップルやマイクロソフトなどの大手テクノロジー株が買われ、ナスダック総合指数とS&P500種株価指数は過去最高値を更新して取引を終えた。 米連邦準備理事会(FRB)が9月に利下げを行うとの期待が高まり、S&P 500は史上初めて5600を上回った。上昇を牽引したのは、時価総額が世界1位のアップル(1.9%高)と、2位のマイクロソフト(1.5%高)、3位のエヌビディア(2.7%高)だった。 アップルの時価総額は、過去最高の3兆5700億ドル(約577兆円)に達し、エヌビディアも3週間ぶりの高値の3兆3200億ドルに達した。 アップルが時価総額4兆ドルの大台に乗るためには、まだ12%の上昇が必要だが、同社の株価はここ1カ月で20%上昇しており、史上初の時価総額が3兆5000億ドル超えの企業となったことを考えると、不可能ではないように見える。アップル株に対する強気の見
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