人工知能(AI)を搭載したスマートフォン「AIスマホ」の普及が加速しそうだ。米アップルが9日(日本時間10日)に発表したスマホの新製品は、同社の生成AI「アップルインテリジェンス」に対応し、生成AIを円滑に使うための新たなチップを搭載した。写真の検索や文章作成などを簡単に行える。既に韓国サムスン電子や米グーグルがAIスマホを展開してきた。アップルもAIスマホを投入することで、同スマホの認知度が高まる見通しだ。(阿部未沙子) 【写真】iPhone16シリーズには、AIの利用に適したチップを搭載した アップルは、スマホの新製品「iPhone(アイフォーン)16」シリーズから標準モデルとプロモデルの合計4機種を20日に発売する。価格は消費税込みで12万4800円から。 新製品では、アップルインテリジェンスによって、スマホに保存した写真を素早く探したり、文章を送信相手に合わせて適切な表現に校正した