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――味覚障害者が「甘い物語」という表現を使うとき―― ■キーワードは「想像力」 野村美月さんの『“文学少女”と死にたがりの道化』について、 ブログ『一本足の蛸』の主宰者・安眠練炭さんがおもしろい問題を提起した。 安眠練炭さんはブログでの記事の中で、 次のように問いかけたのだ。 「文学少女」こと天野遠子は、 ふつうの食物の味がわからないかわりに 本を食べて味わうことができる特殊能力の持ち主だが、 本の味を表現する際にふつうの日本語の味覚表現を用いたり、 ふつうの食物に喩えたりする。 いったいこのような比喩はいかにして可能なのだろうか? 実はこの問題は、 作者の野村美月さん自身も充分に意識しており、 作中で遠子が、ギャリコの物語を「ソルベ」という食べ物に例えたとき、 主人公・井上心葉に次のように語らせている。 ソルベの味って、 遠子先輩は……文字以外のものを食べても、 味がわからないんでしょう
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