こんにちは☺ 面白い本を読みました。 女性3人のそれぞれの立場から人生の葛藤を描く内容。 傍目から見ればみんな幸せそうに見えるのに本人たちはそうではない。 小さいな違和感をそのままに、どこか他人任せに生きていくことに嫌気がさしてくる、そんな風に受け取って読みました。 三人の女性たちそれぞれの悩みがなんとなく分かる。 うんうん、分かるわ~ って何様の立場も良いところだけれど、そう感じながら共感しつつあっという間に読み終えました。 作中、LINEを使わずにメールでやり取りをしていたりどこか古臭い?と感じていたのが、最後の『あとがき』で解明。 なるほど~ それにしても小説家ってなんでこんなに年齢も性も職業も様々な人々をこうも見事に描けるのだろう。 作中の人は全て作者でしょ、と思ってしまうほど。 小説家って多重人格か、そうでなければ人に乗り移って思考も感情も全て把握できる術を持っている特殊能力人間