高脂肪食は体に悪くない、むしろ脳のパフォーマンスを上げる 高脂肪=悪、低脂肪=善という考え方が、ここ30年くらいでは常識となっていましたが、世界の健康業界ではそれが見直されてきています。そもそも農耕社会が始まる前は、人間は狩猟・採集をしながら生きてきたわけであって、その頃の食事をみるとカロリーの大半を脂質が占めるのだとか。 確かに本書の主張する通り、食べるものによってIQが変わるというのはすごくあると私も思います。高糖質の食事で血糖値スパイクを繰り返すと、頭の回転が遅くなると感じます。 ここ1年間、井戸本家もこの本に習って朝食をガラリと変えました。お米に卵、納豆、味噌汁を食べていたものを、朝に炭水化物を食べるのをやめ、代りに脂質の分量を増やしました。朝の定番メニューは、卵、アボカド、オリーブオイルをたっぷりかけたサラダまたは蒸し野菜、そしてMCTオイルを入れたマッシュルームコーヒー。この本