グーグルの日本法人は2007年11月6日,早朝に米国で発表された携帯電話プラットフォーム「Android」(関連記事)の記者説明会を都内で開催した。記者説明会は,米グーグルでこのプロジェクトを率いる開発ディレクターのアンディ・ルビン氏とのテレカンファレンスの形で実施された(写真)。 同氏が今回の説明会で特に強調したのは,プラットフォームがオープンだという点。まず,OSとしてはLinuxを選択。GPL(general public license)のライセンス条項に触れるようなモジュールはすべて省き,「カーネル部分だけを利用し,上位のミドルウエアやユーザー・インタフェース部分などは新たに開発した」(ルビン氏)。これにより「携帯電話事業者や携帯電話メーカー,ソフトウエア開発者は独自部分を外部に公開することなく,プラットフォームを自由に使って端末を開発することができる」という。プラットフォームが
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