そのため、レム睡眠行動障害と診断された患者さんは将来的にα-シヌクレイノパチーを発症するのではないかととても不安になる。実際のところ、レム睡眠行動障害に罹るとその後どのくらいの確率でα-シヌクレイノパチーを発症するのだろうか。また、レム睡眠行動障害が出現してからα-シヌクレイノパチーの発症までにどれくらいの期間がかかるのだろうか。 いくつかの長期調査が行われているが、非常に厳しい結果が出ている。レム睡眠行動障害を発症してから5年後には患者さんの15〜30%、10年後には40〜70%、10年以上では50〜90%が何らかのα-シヌクレイノパチーを発症すると報告されている。数値に幅があるのは調査によって結果が異なるためである。 これらの調査は主に欧米の研究施設で行われたもので、重症例が集まったため厳し目の結果が出ている可能性がある。実際、日本国内での診療場面ではもう少し発症頻度が低いようだとの指
アルツハイマー病に次いで多く、認知症全体の約20%を占めるレビー小体型認知症は、発症するかなり前から、体や心のさまざまな症状が起きることがあるという。院内にもの忘れドックを開設し、早期診断・早期治療の重要性を訴える順天堂東京江東高齢者医療センター教授の井関栄三医師に聞いた。 * * * レビー小体型認知症は、神経細胞の胞体に「レビー小体」という異常なタンパクが溜まるのが特徴です。実際には存在しないものが見える幻視や、実際とは異なって見える錯視や誤認、これらに伴う妄想が起きたり、パーキンソン病に似た歩行の障害や体の硬さが現れたりします。 最近になって、レビー小体型認知症では認知症害が現れるかなり前から、さまざまな前駆症状がみられることがわかってきました。そのなかで私が注目しているのが、「レム睡眠行動障害」です。当院で診ているレム睡眠行動障害の患者さんのうち、発症時期は人によってバラバラな
睡眠に伴っておこる望ましくない現象を睡眠随伴症(寝ぼけ)と呼びます。 よく見られるのがノンレム睡眠で起こる 覚醒時錯乱、睡眠遊行(夢遊病)、夜驚症です。 特徴として ①睡眠前半の深い睡眠から急に覚醒するときに出現する ②覚醒が不完全で意識が鮮明でなく本人は何をしたか覚えてない ③子供に多く、成長するにつれ改善・消失する傾向がある などです。 しかし成人では治療を要することもあります。 覚醒時錯乱は起きがけに、 一時的にわけのわからないしぐさをしたり寝言をしたりする状態です。 家族内発生や遺伝的素因があります。 睡眠遊行とは眠りながら歩くという意味です。 目は開いていますが、うつろでぼんやりとしています。 時には寝言を言いながら走ることもあります。 成人の男性ではまれに暴力を振るうこともあり、 極端な例では殺人など司法上の問題となるケースもあります。 夜驚症は子供によくみられ、 恐怖の表情で
先に金額を支払うプリペイドカードの利用率が今、空前の高まりを見せている。それはカードに金券としての価値を付与せず、レジを通して初めて価値が生まれるという新しいシステムが開発されたからだ。 今回はその新しいシステム「POSAカード」を日本に導入したインコム・ジャパン株式会社の荒井琢麿氏に話を伺った。 キャッシュレスの潮流に出遅れている日本 インコム・ジャパン株式会社は世界最大のプリペイドカードの流通業者InCommの日本法人だ。 近年、日本ではプリペイドカードの売上が急上昇している。コンビニに入れば、一番目に付くところに並べられているのはiTunesやGoogle Play、Amazonや各モバイルゲームのプリペイドカードだ。 スマートフォンの普及に伴い、近年プリペイドカード決済市場は急速に伸びており、2015年、2016年と共に15%以上の上昇、現在8・7兆円規模とも言われる。今後もその成
2019年5月下旬に提供が開始されたWindows 10の春の機能アップデートである「Windows 10 May 2019 Update」ではさまざまな新機能が追加されている(新機能の概要については、Windows 10 The Latest「待望の機能アップデート『Windows 10 May 2019 Update』の主な変更点」参照のこと)。この中の目玉機能の1つが、今回取り上げる「Windowsサンドボックス(Windows Sandbox)」だ。 Windowsサンドボックスは、CPUが持つ仮想マシン支援機能(Intel VT/AMD-V)を利用するソフトウェアのテスト環境である。仮想マシンの中でWindows 10(以下ゲストWindowsと呼ぶ)を起動でき、その中でさまざまなテストを行える。なお、WindowsサンドボックスはWindows 10 Homeではサポートされて
※注:この記事の対象読者は、「OSSを使用していてトラブルに遭遇しているか、改善の提案があり、その情報を開発元のイシュートラッカーに伝えようとしているが、どんな内容を書けばよいかわからない」という人です。そもそも「どこに報告すればよいかわからない」「イシュートラッカーに書き込んでいいかどうか不安がある」という方は、1つ前の記事をご参照下さい。 結城です。 1つ前の記事では、フォーラムとイシュートラッカーのどちらに書き込めばよいかわからない場合の考え方について詳しく語りました。その際、両者の目的の違いを以下のようにまとめました。 フォーラム:個人の問題の解決を図る場所。 イシュートラッカー:ソフトウェアの問題の解決、品質の向上を図る場所。 この記事ではその続編として、イシュートラッカーの目的から導かれる「適切な、書くべき報告の内容」を語ってみます。 書くべき内容、避けるべき内容 フォーラムと
※注:この記事の対象読者は、「OSSを使用していてトラブルに遭遇しているか、改善の提案があり、その情報を開発元に伝えたいが、どこで伝えればよいかわからない」という人です。「どういう体裁で報告すればよいか分からない」「何を報告すればよいか分からない」という人向けの話はまた日を改めて書くつもりです。 結城です。 OSS Gateワークショップで、初めてフィードバックをしようとしているビギナー参加者のサポートをしていると、ビギナー参加者から以下のような質問を受ける事があります。 こんな簡単な・くだらないレベルの事を報告してもいいんでしょうか? ユーザーフォーラムとイシュートラッカー(バグトラッキングシステム)1のどちらに報告すればいいんでしょうか? どのプロジェクト(開発元)に報告すればいいんでしょうか? これらの点に対する筆者の回答は、端的には以下のようになります。 簡単でも些細でも何でも、あ
※ 経過年数は計算基準日を契約日とした場合の各年の契約応当日時点、返戻金は各年の契約応当日前日時点の表示をしています ※ 返戻率および受取率は、小数第2位を切り捨て表示しています
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く