HTTPはバージョン1.1が1997年に制定されてから、 長きにわたって使われ続けているプロトコルです。 シンプルで使いやすいプロトコルですが、より効率を重視し、 速度向上を見込める新しいバージョンとして、 HTTP/2が普及しつつあります。 本稿ではHTTP/2で使われている技術を中心に、高速化の手法などを解説します。 1 HTTP/2の目標 HTTP/2は何を解決するのか HTTP/2はRFC7540「Hypertext Transfer Protocol Version 2(HTTP/2)」として標準化されています。 すでに多くのブラウザやHTTPサーバでサポートされており、 実際に広く使われる技術となっています。 HTTP/2の標準化が開始されたのは2012年頃で、 Webアプリケーションがよりリッチになり、 1ページあたりのリソース数も各リソースのサイズも大きくなってきていました
OpenWrtがOCNバーチャエルコネクトに対応 格安でドコモ光10Gbps回線が引ける? 実際に試してみた(1/3 ページ) 自宅でインターネットにつなぐために必須のルーターと言えば、個人向けではバッファローのAirStationシリーズやNECのAtermシリーズ、企業向けではシスコシステムズやヤマハなど、さまざまなメーカーから発売されている。 通常はそれらを購入して使うのが一般的だが、今回紹介するのはPCをルーターとして機能させられる「OpenWrt x86」というソフトウェアだ。OpenWrtのメリットは本来であれば、高価な企業向けルーターに備わっている機能を無料で利用できることだ。 OpenWrtの正式版は2022年9月6日にリリースされたのだが、2023年末頃に登場したバージョン23.03.0から「OCNバーチャルコネクト」に対応するようになった。お恥ずかしながら筆者は最近まで
ここ最近、「サーバ仮想化」など、「仮想化」という言葉を耳にする機会がとても多くなっている。ネットワーク技術においても、仮想化技術がよく利用されている。 ネットワーク技術における仮想化技術の代表例がVLAN(Virtual LAN)だ。VLANは、企業のLANを構築する上で必須と言っていいくらいよく利用されている仮想化技術だ。 本稿では、5回の予定でVLANの仕組みを基礎から詳細に解説する。仕組みの解説に基づいて、ネットギアのレイヤー2スイッチとレイヤー3スイッチを利用して、VLANによるネットワークの構築例も紹介していく。 レイヤー2スイッチのデータ転送の仕組み VLANの仕組みを解説する前に、まず、レイヤー2スイッチのデータ転送の仕組みをおさらいしておこう。レイヤー2スイッチは、MACアドレスに基づいて適切なポートにのみイーサネットフレームを転送するネットワーク機器だ。受信したイーサネッ
Windows10でWi-Fi単位のIPアドレス固定化 Windows10ではWi-Fi単位でIPアドレスを固定することができるとのことで、社内Wi-FiのIPを固定にしてみました。 設定→ネットワークとインターネット→プロパティ→IP割り当て編集 自動(DHCP)から手動に変更してIPv4をオン。 固定IPを設定。サブネットは255.255.255.0と記載するのではなく、桁数(24など)を設定するようですね。 これで難なく設定が完了!インターネットも問題なく繋がりました。 会社以外のWi-Fiに接続できない。。 が、しかし。。会社を出て別のWi-Fiに接続しようとすると、いつもより接続に時間がかかり、Wi-Fiの電波マークは表示されるけど、インターネットに繋がらない。おかしいと思ってWi-Fiの切断・接続を繰り返しても改善しませんでした。テザリングした場合も同様にダメ。 唯一つながった
ネットワークといえば、昔は、トラブルの温床だった。Windowsもかつては無線LANで接続トラブルが多く、有線のイーサーネットが高速で確実と思っていたが、Windows 10/11では、無線LANのトラブルにもほとんど出会わない。Pingなぞ、ここ何年も「打って」ない。 AndroidやChromebookは、最初から無線LANが想定されているため、最初から比較的トラブルは少なかった。ちなみにAndroidやChromebookもイーサーネットによる有線接続に対応している(写真01)。AndroidはMarshmallow(Ver.6。マシュマロ。2015年)でイーサーネットに対応した。最近のUSB-Type-Cコネクタを持つ機種ならば大抵のイーサーネットアダプタが利用可能である。筆者の経験では、マイクロUSBコネクタの機種では、アダプタとの相性問題があり接続できないこともあったが、最近で
IT Leaders トップ > テクノロジー一覧 > セキュリティ > 市場動向 > 実証段階に入った「Trusted Web」、推進協議会の会合で見え隠れしたもの セキュリティ セキュリティ記事一覧へ [市場動向] 実証段階に入った「Trusted Web」、推進協議会の会合で見え隠れしたもの なぜ、Trusted Webを真っ先にマイナンバーに適用しないのか? 2022年8月10日(水)佃 均(ITジャーナリスト) リスト 特定の事業者/サービスに依存しない「トラスト(Trust)」の仕組みを現行のインターネットの上に重ね合わせ、多様な主体による新たな価値の創出を目指す──2021年3月に「ホワイトペーパー ver1.0」の公開と共に、政府が「Trusted Web」で描く構想を公にした。その後、専門家が集まるTrusted Web推進協議会によって検討が重ねられ、2022年7月25
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く