あるコンピュータがどちらの形態で運用されているかは、ログオン・ダイアログやシステムのプロパティなどを調べることによって見分けることができる。 Windows 2000やWindows XPなどで利用できるWindowsネットワークには、「ドメイン・ネットワーク」と「ワークグループ・ネットワーク」という2つの動作形態がある。この2つのネットワークは、その目的とするところが大きく違うし、アカウントやセキュリティ・ポリシーの管理方法なども大きく異なっている。だが単なる1クライアントの立場から見ると、実際のところはどちらのネットワークであっても、ユーザー名とパスワードさえ正しいものであれば、サーバ上のファイルやプリンタにアクセスできるので、あまり大きな違いはないようにも見える(サーバ側の設定などにもよるが、たいていの場合はこのような「ルーズな」方法でもサーバ上のリソースが利用できる)。 このような