ホメオパシーの仕事をするようになって、身に着いたことが一つあります。 人の言葉の逆を考えるようになったことです。 それは「真意」を測る、というのとは少し違います。 クライアントさんの言葉を文字通り真逆に考えるのです。その言葉はクライアントさん自身も気づいていない感情の発露であることが多いので、隠された「真意」とはちょっと違うのです。 たとえば、ある人が自分の母親について「憎んでいる。殺してやりたいくらいだ」と言った場合、それをどう受け取るか? この場合、「愛している。どうしようもないほど大好きだ」と思っているのだと言葉を真逆にして受け止めるのです。 ”愛憎表裏一体”という言葉がありますが、まさにそれですね。 「憎しみ」は相手に強い関心がなければ生じません。強い関心を持っている相手に自分の感情をストレートに伝えられない、または伝えても受け入れられなかった場合に生じる感情です。 愛も憎しみも相
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