江戸時代の技術者、国友一貫斎が考案した人を乗せる「飛行機」の詳細な図面が滋賀県長浜市で見つかりました。今から200年ほど前のもので、調査に当たった専門家は「科学技術を駆使して空を飛ぼうと試みた国内最古の設計図で、貴重な発見だ」としています。 この図面は、江戸時代の鉄砲鍛冶職人で空気銃や望遠鏡なども作った国友一貫斎に関する資料を長浜市が調べるなかで、新たに確認されました。 一貫斎が考案した飛行機の作り方が部材ごとに詳細に記され、鳥の羽を模した翼や板を五角形に組み合わせた胴体部分などの形状や材質を絵と文章で説明しています。 市によりますと、同じ飛行機の全体図が昭和39年に見つかっていて、今回の図面は実際に作るために記されたと考えられます。 図面のとおりに組み立てると幅13メートルほどの大きな鳥の形をした1人乗りの飛行機が出来上がりますが、実際に空を飛ぶことは難しいということです。 長浜市歴史遺
![江戸時代の「飛行機」詳細図面見つかる 滋賀 長浜 | NHKニュース](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/35b41d2f099b669ff5258bdcf212be4454fbc8dd/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fwww3.nhk.or.jp%2Fnews%2Fhtml%2F20200327%2FK10012353881_2003271751_2003271757_01_02.jpg)