アニメ化40周年を記念して原画やセル画など約200点を集めた「ルパン三世展」(10~22日、東京・松屋銀座)のオープニングイベントで、原作者の漫画家モンキー・パンチさんが「新しいアイデアが出れば、完結に向けて描いてみたい」と執筆意欲旺盛なところを見せた。 アニメには1971年に始まったテレビシリーズのほか、スペシャルや劇場版もあり、宮崎駿、高畑勲の両監督ら多くのクリエーターが作品を手掛けてきた。 新人の頃、新作執筆を持ち掛けられ「即答しないと仕事がもらえない」と10分で怪盗を主人公にした作品を構想したパンチさん。「キャラクターや舞台設定は全く考えてなくて、仕事が欲しい一心で『あとはどうでもなれ』みたいな」とルパンの誕生秘話で笑わせた。