千葉県には「キョン」と呼ばれる野生動物が、およそ7万頭も生息しています。ここ10年で3倍に急増していて、農作物への被害や独特の鳴き声により、住民からは悲鳴が上がっています。 【画像】千葉“非常事態” キョン7万頭が爆発的に繁殖 不気味な鳴き声…住民からは悲鳴も ■かわいらしい外見に隠された不気味な鳴き声 濃い茶色の毛並みに、愛くるしい目。一見、かわいらしい見た目をしていますが、収穫間近のミニトマトは食べつくされ、全滅しました。 勝浦市民:「おいしいものがいっぱいあると食べ放題ですから。サラダバーみたいに」 キョンの見た目からは想像ができない不気味な鳴き声も…。 勝浦市民:「あれはね、迷惑なんですよ。この野郎って」 住民を悩ませているのは、キョンです。20年以上前に千葉県勝浦市のレジャー施設から脱走し、野生化すると、爆発的に増加。生態系・農業などへ被害を及ぼす「特定外来生物」に指定されていま