自分が何をしたいのかわからない。でも胸の中では何かが自分を突き動かしている。きのう、たしかに見えていたはずのものが、きょうはわからなくなっている。内田真礼の8thシングル『youthful beautiful』は、そんな出口の見えない青春時代のもどかしさや、それが続いていくことの苦悩、そしてふとした瞬間に感じる涙が溢れるほどの“美しさ”を瑞々しく描いている。 アーティスト活動5年目を前に、これまでにないほどストレートなロックサウンドとエモーショナルなボーカルで“青春”を歌い上げる、その心境とは。長い雨が晴れ上がった秋の日、内田真礼にその気持ちを聞いた。撮影/西村 康 取材・文/照沼健太 スタイリング/西辻未絵(Dear World) ヘアメイク/井原結衣(fringe) 駆け抜けてきた勢いだけじゃない。手に入れた武器は“美しさ”10月17日にリリースされる8thシングル『youthful