北九州市の倉庫に対戦車用ロケットランチャーや拳銃などを隠し持っていたとして、爆発物取締罰則違反や銃刀法違反などの罪に問われた建設業、岸良研吾被告(38)=同市=の論告求刑公判が24日、福岡地裁(平塚浩司裁判長)であり、検察側は懲役15年を求刑した。判決は3月26日。 弁護側は被告は倉庫に凶器があったことを知らなかったとして無罪を主張。検察側は論告で被告は知人に腹を立てた際に「ロケットランチャーでぶっ飛ばす」とどなりつけたことがあり倉庫に凶器があることを認識していたと主張した。 起訴状によると、平成24年6月、倉庫にロケットランチャーや拳銃5丁、実弾58発を所持したとしている。 23年11月にマンション7階からコンクリートブロックを落として自家用車を壊し、保険会社から車両保険金約55万円をだまし取った詐欺罪にも問われている。
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