筆者の現在の主力機『ソニーα9』(フルサイズミラーレス・2017年発売)と、新聞記者時代に使っていた『ニコンF3P』(1982年発売/35mm一眼レフ『ニコンF3』=1980年発売=の報道仕様)。F3の中央に見えるミラーがα9にはない。F3は大型化する前のマニュアルフォーカスフィルム一眼レフで、α9と並べることで、ミラーレスが初期の一眼レフのサイズに先祖帰りしたことが分かる <プロ・ハイアマチュア向けのハイエンドカメラの世界に大きな転換点が訪れている。先月、先行するソニーに続き、カメラ売上2強の一角ニコンが次世代プロ機となるフルサイズミラーレス機を発表。ライバルのキヤノンも近く対抗機種を投入する見込みだ。『ニコンF』発売以来約60年続いた一眼レフの時代が、いよいよ終焉を迎える> プロカメラマンやハイアマチュアと呼ばれるベテランカメラマンが使うカメラと言えば、「一眼レフ」が主流だ。その中でも
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