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2013年春に中国の国家主席に就任して以来、汚職摘発政策や愛国主義キャンペーン・個人崇拝の提唱など、強面(こわもて)の政策を打ち出し続ける習近平。そんな彼に、今年2月28日から新たな話題が加わった。党中央機関紙『人民日報』の出版部門が、『習近平用典』なる書籍を刊行したのだ。 これは習が過去の著書や講話で引用した中国古典の、典拠と解説を135本(重複があるため、典拠は139本)も集めて紹介する一冊。あとがきによれば、「習近平総書記の思想の神髄を正確に理解する助けとなる」とのことで、実にありがたい本であるそうだ。 単なる個人崇拝目的のプロパガンダ書籍としか思えない本書。 だが、そんな『習近平用典』をあえて真面目に分析することを通じて、習近平の「博識」イメージがどんな人々によって支えられ、どんな形の国家統治を招いていくのかを、勝手に推理してみようというのが本稿の試みである。 「中国古典のオールス
声優魂 (星海社新書) posted with ヨメレバ 大塚 明夫 講談社 2015-03-26 Amazon 楽天ブックス 「声優だけはやめておけ」 本書『声優魂』の帯にはデカデカとこう書かれている。──とは言っても、アレでしょ? 本の帯なんて興味を持ってもらうための宣伝文句なんだから、実際は「声優」という職業の魅力を存分に語っているんでしょう? そう思って読んでみた。 ところがどっこい。 読み終えてみると、最初から最後まで、本気の「やめとけ」でした。 幸せに過ごしたいのなら、人並みに日々を過ごしたいのならば、決して声優なんて目指すんじゃねえ、と。そんな甘っちょろいもんじゃないと。というかお前らバカじゃない? と言わんばかりの勢いで、全力で「声優だけはやめておけ」。完全に帯の通りの内容でございました。 そう豪語するのは、声優の大塚明夫*1さん。ゲームでは『メタルギアソリッド』のスネーク
「声優だけはやめておけ」とのメッセージが込められた声優・大塚明夫さん初の著書「声優魂」が本日発売 編集部:Gueed アニメ「攻殻機動隊」シリーズのバトー役や「メタルギア」シリーズのソリッド・スネーク役でお馴染みの声優・大塚明夫さん。声優きっての実力派声優として知られる大塚さんの初となる著書「声優魂」(星海社新書)が,本日(2015年3月25日)発売された。価格は820円(税別)。Amazon.co.jp上での発売日は3月26日となっており,現在は予約が受け付けられている。 声優魂では,誰よりも仕事を愛する男こと大塚さんが,「声優だけはやめておけ。」と発言し続けるのはなぜなのか,といった部分にフォーカスしつつ,大塚さんのこれまでの人生,「戦友」である山寺宏一さんを始めとした最前線で共闘する「一流」達の流儀,“声優志望者とすべて職業人に向けた”仕事・人生・演技論などに触れられるという。「大塚
【実はIT先進国!?】アジアITライター山谷剛史に、中国のネット史を聞く!〜「星海社新書夜話 Vol,2」イベントレポート〜 はじめましての方もそうでない方も、 ジセダイにお越し頂きありがとうございます。 編集長の今井雄紀です。 予想外に好評の「星海社新書夜話」その第二弾! ほぼ毎月開催しているトークイベント「星海社新書夜話」。 星海社と縁の深い賢人・達人をお迎えし、その頭の中を拝見させてもらっています。 今回は、星海社新書『中国のインターネット史 ワールドワイドウェブからの独立』発刊を記念しまして、 アジアITライターの山谷剛史さんが登場! 担当編集をして「奇人でしかない!」と言わしめる山谷さんの秘密に迫りました。 中国製のドリンクと、「ひまわりの種」でお出迎え 今回は「中国のインターネット史」がテーマ。フード&ドンリクは中華風にするのが筋ってものでしょう。 担当編集平林と、ジセダイ編集
今期放映されているアニメの中でも、ひときわ大きな話題となっている『アイドルマスター シンデレラガールズ』。 同作は、10年の歴史を持つ「アイドルマスター」の名を冠する作品群のなかで最新のコンテンツであるとともに、「アイドルたちが疑似家族的な描写から、より複雑な関係性を持つものとして描かれるようになったこと」、「ゲームを原作とするアニメ作品において、プレイヤーキャラクターをどのように扱うかという問題に一定の結論を出したこと」などの面から、アイドルをテーマとするアニメ作品の最新型と言うこともできる。 『シンデレラガールズ』は、女の子たちの関係を安全に描いていく作品ではない。しかし、そうであるがゆえに切実な作品となっているのだ。 最新型の「アイドルマスター」 アイドルを主題にしたテレビアニメ『アイドルマスター シンデレラガールズ』が話題になっている。 この作品は、基本的には2011年にサービス開
3/25配本開始(書店に並ぶのは26日ぐらいからです)となります、声優大塚明夫さん初の新書『声優魂』。 その渾身の内容紹介文/プロフィール/書影を、本邦初公開します! 発売前からうちの副社長が、 深夜に大塚明夫さんの星海社新書3月刊行予定の原稿を読んでいて、もう明日の朝から星海社を出発して至る所でこのゲラを配り歩きたいくらいにテンションが高まってきました。この仕事は弊社クルー今井の仕事ですが、今僕は猛烈に今井に嫉妬しているところです。これは最高の一冊になると思います。 — 太田克史 (@FAUST_editor_J) 2015, 2月 3 星海社新書3月刊行予定の声優・大塚明夫さんの新書原稿を今チェックしているのですが、この原稿、本当にすばらしすぎます。読み進めるのがもったいないくらいにすばらしい。まさにこれぞ名著です。ものづくりに関わっている人、関わりたいと思っている人の魂が震える本です
読みにくい文章を書く人の特徴、とでもいうべきものがいくつかある。 ① 省略してはいけないものを省略している ② 主述転倒がやたらに多い ③ 誤字脱字や表記揺れが多い ④ 繰り返しが多い ⑤ 似た表現が頻出する ⑥ 句読点が極端に少ない ⑦ 本来句点で区切るべきところを読点で代用している ざっと思いつくのはこんなものでしょうか。 たいていの「読みにくさ」はこれらのうちのいくつかが複合している。 たとえば、「句点の代わりに読点が用いられているため、読点の前後で文意が通じず、しかも初出の主語が省略されているため、何がどうなっているか分からない」など。 まず、小学校の作文の授業を思い出して、一文一文簡潔に、主目動の順番で几帳面に並べた文章を書いてみるとよいと思う。 そして、先生に提出する前にはしっかり見直すこと。 案外、こういった基本的なことが不得手な人も多い。 長い文章を書いて人に見せる前に、基
かつて、日本のITは、中国の先を行っていた。 しかし、いつの間にか、中国は日本に対する羨望のまなざしを捨てた……。 私を含め、どうして日本人は未来を予測できなかったのか? 『アジアIT闇鍋紀行』、最終回をお届けします。 「山谷サンハ有名ダカラ、最高ノ原稿料ニシマスヨ!」 2014年12月、北京。 「このスマホ、すごいんですよ」 と言いながら、OPPOという中国メーカーのスマートフォンを見せてくれるのは、数年来の知人である王さんだ。 このOPPOのスマートフォンがすごいのは、私自身もよく知っている。 決してすごく売れているわけではないが、スマートフォン上部のカメラが自動で回転するのだ。 回転カメラを見せる王氏 春節(旧正月)の時期に、多くの中国人が外国に行ってかなりの額の買い物をする。中国人にとって、欲しいものなら値段設定は問題にならない。このスマホ、値段にして3000元前後(約57000円
「いいことがあるからさ」と言われ、星海社の広報担当・T氏から都内某所の会議室に呼び出された『内定童貞』著者の中川淳一郎と担当編集者の今井雄紀。何を隠そう。この二人は、一切の女性経験がない童貞なのである。その会議室に二人が入った途端、TプロデューサーならぬT広報以外に謎の美女が二人を待っていた――。 童貞はとにかく免疫がない 今井:ティッ、Tさん! いっ、いったいなっ、なんですか、こっ、これは! 中川:そっ、そうですよ! オッ、オレたち3人だけじゃないんですか! オッ、オレ達、「女を目の前にすると委縮する病」という持病があっ、あるんです! T:やっぱそうか。今日はだな、ここにいる謎の美女・氏家裕子さんに、お前ら二人のその「女を目の前にすると委縮する病」の治療に来てもらった。びっしびししごいてもらえよ! 氏家:ヨ・ロ・シ・ク。チュッ。 今井・中川:(ボーゼンと立ち尽くす) T:というわけだ。と
百万都市・江戸の人々は、「傘かしげ」「肩引き」「こぶし腰浮かせ」といったしぐさを身につけることにより、平和で豊かな生活を送っていた。しかし、幕末に薩長新政府軍によって江戸市民は虐殺され、800とも8000とも言われる「江戸しぐさ」は断絶の危機に瀕した……。 このような来歴を持つ「江戸しぐさ」は、現在では文部科学省作成の道徳教材にまで取り入れられるようになった。しかし、伝承譚の怪しさからも分かるように、「江戸しぐさ」は、全く歴史的根拠のないものなのである。 実際には、1980年代に芝三光という反骨の知識人によって「発明」されたものであり、越川禮子・桐山勝という二人の優秀な伝道者を得た偶然によって、「江戸しぐさ」は急激に拡大していく……。 この連載は、上記の事実を明らかにした「江戸しぐさ」の批判的検証本『江戸しぐさの正体』の続編であり、刊行後も継続されている検証作業を、可能な限りリアルタイムに
どうも、平林です。 初めての人ははじめまして、知っている人はこんにちは。 さて、現在僕は『中国のインターネット史』という、少々マニアックな感じのする本を編集しています。 著者は、中国を中心に、アジアのIT事情に詳しいライターの山谷剛史さん。 今日は、本書の宣伝にまかり越しました。 そもそも、中国のインターネットというのは我々にとって怪しげなものです。 違法な動画や漫画などがバンバンアップロードされていますし、反日言論もすごいっぽいし、Twitterにはつながらないし、民主化言論は弾圧されているし……。 けれど、山谷さんの手にかかれば、この中国のインターネットに対する見方が随分変わります。 簡単にまとめてみましょう。 中国のインターネットは、日本と異なり政府主導で開始された ネット統制に関する法律は、インターネットが一般開放された95年に整備され、基本的に変わっていない 中国のIT関連企業は
星海社の人材募集、締め切りまで約1週間ですが、 ぱっと見た感じ、全然書類が来ていません。あはは。 きっとみなさん、「業務委託(フリー)」っていうのが 引っかかってるんだと思うのです。 2年半前、星海社の人材募集をはじめて見た時、 社会人4年目、リクルート(現RCO)にいた僕は思いました。 「フリーかー。フリーは微妙だわー。正社員がいいわー」と。 星海社がフリーでしか人を取らないのにはいくつか理由があるのですが、 そのひとつに、「リスクを取れる人が欲しい」という、 経営陣の想いがあります。 まだまだまだまだベンチャーの弊社。 守りに入るわけにはいきません。 「掴むため、手放し、また掴むために、手放す」 そんな毎日を一緒に楽しめる人に来て欲しいのです。 おそらく向こう数年間は、 うちがどんなに儲かっても、この方針が変わることはありません。 つまり、何人かの応募検討者が画策しているであろう、 「
中川淳一郎さんと、「群馬してなさい」が話題の松井剛先生。二人はともに、一橋商学部の片岡ゼミ出身 中川淳一郎という人がいます。 フリーライターであり、 ネットニュース編集者であり、 PRプランナーであり、 『ウェブはバカと暇人のもの』という新書を書いた、 ベストセラー作家でもある方です。 Twitterでも、有名人。 肩書きが多岐にわたる人は、たいてい、 「メインは一つで、あとは片手間」であったり、 「昔はあれもこれもやってたけど、実質今は○○の人」 という方が少なくないのですが、 中川さんは未だに「ばりばり現役の全部メイン」でやられています。 その総収入は、一億を超えるとか(本人談)。 ぼくは、昨年の7月に『夢、死ね!』という本を担当させて頂き、 一緒に全裸になったりして、楽しくしごとをさせてもらいました。 今も、2月発売の新書『内定童貞』を、 シコシコと作らせてもらっています。 ぼくが中
前職卒業時にもらったメッセージ集。宝物。 今日から星海社は、人材募集をはじめました。 はやいもので、リクルート(現リクルートコミュニケーションズ) から星海社に移って、まもなく3年が経とうとしています。 この間、ぼくの身に起きた変化について、まとめてみました。 星海社に応募予定のみなさんの参考に、 また、すべての転職予定者のひまつぶしになれば、幸いです。 [1]労働時間が増えた 前もそれなりでしたが、働いている時間はさらに長くなりました。 「一切仕事に関することをしない」日を休みと呼ぶなら、 月に1回あるかないかかもしれません。 これは僕らが、フリーランスとして働いているからというのも大きいと思います。 [2]睡眠時間が増えた 一方、睡眠時間は増えました。特に平日の。 前職の時は朝10時出社厳守だったので、 企画を夜中まで考えて、ちょっとだけ寝るつもりが寝坊して、 10時半に行って怒られて
大変ありがたいことに、弊社は毎月たくさんの「持ち込み」企画を頂きます。 メールで頂くこともあれば、編集部宛に印刷された企画書が 郵送されてくることもあります。 ごくまれに、直接いらっしゃる方も……。(これ、むちゃくちゃ困ります。超逆効果です) たくさんのパターンを見て来た結果、 これはもう、まず例外なく言えることなのですが、 全員持ち込みが下手すぎる! 具体例をあげることは控えますが、 ちっとも「お返事してみたいな」と思う方がいらっしゃいません。 駅で、ただ「漫画喫茶でーす!」とだけ言って、 ティッシュを配っている人がいますが、あれと一緒です。 お得感と名指し感が、圧倒的に足りない。 たとえば「漫画喫茶の割引券付いてまーす!」と言われれば、 こちらもメリットを感じることができますし、 「おつかれ顔ですね! 漫画喫茶いかがですか?」と言われれば…… まあ、ちょっと怖いかもしれないけど、少なく
2014年もたくさんの音楽を聴きました。 事情により、たくさんの天一も食べました。 くるりの『THE PIER』は長年のファンも椅子から転げ落ちるような名作でしたし、 矢野顕子さんの『飛ばしていくよ』も「まだスピードあげるんかい!」 と突っ込みたくなるぐらいチャレンジにあふれていたし、 tofubeatsさんの『First Album』(の特に「20140803」)ほど、 「これはぼくらのための歌だ」と思わせてくれるものはありませんでした。 ハンバートハンバートの『むかしぼくはみじめだった』のキャリアハイ感もすごかった。 たくさんの名曲に会えた1年だったのですが、 チャットモンチーの『いたちごっこ』という曲が、 そのすごさの割に知名度を得てないのではと、 もったいなく思っています。 チャットモンチーは、たしかぼくが上京する2年前、 2006年ぐらいに徳島から上京してきていて、 歳も年次も近
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