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ブックマーク / www.rerf.or.jp (2)

  • Q&A よくある質問 - 放射線影響研究所 - Q2 原爆に被爆した人の中で、これまでに放射線が原因と考えられるがんはどれくらい発生していますか?

    表1は、寿命調査(LSS)集団におけるがん発症数(白血病死亡については1950-2000年、固形がん発症数については1958-1998年)を被曝線量に応じて示したものです。放射線被曝が原因でがんになり亡くなったと考えられる人の割合は(けがや火傷による急死の場合と同様)、爆心地に近いほど大きくなります(「放射線の健康影響」のうち、「固形がん」および「白血病」のページにある表も参照してください)。総じて、白血病死亡の約半数と固形がん発症数の約10%が放射線被曝に起因すると考えられます。LSS集団が両市の全被爆者の約半数と仮定すれば、2000年までの放射線被曝に起因すると考えられるがん発症総数は約1,900例と推定されます。

    yura_saito
    yura_saito 2011/04/21
    しりょう
  • 原爆被爆者の子供における放射線の遺伝的影響 - 放射線影響研究所

    電離放射線が雌雄の生殖細胞のDNAに傷害(突然変異)を引き起こすと、傷害が次の世代(F1)へと受け継がれる。これに対して体細胞に生じた突然変異は次の世代に伝わることはない。 ヒトの生殖細胞突然変異検出は、特に低線量では困難である。動物実験では高線量を照射すると子孫に様々な障害(出生時障害、染色体異常など)が起こるが、これまでのところ原爆被爆者の子供に臨床的または潜在的な影響を生じたという証拠は得られていない。両親の平均被曝線量が比較的低いこと(被曝線量の中央値は父親母親ともに約0.14 Gy)を考慮すれば、この結果は驚くべきことではない。事実これはマウスを用いた実験からの予測と一致しており、遺伝的変化に関する限り、ヒトは放射線に対してマウス以上に高い感受性を示すわけではないことを示唆している。 表には1940年代後半からABCC-放影研で実施してきた原爆被爆者の子供に関する幾つかの遺伝調査

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