――この連載のタイトルは「エピタフの扉」。同時に、これはイベント名でもあるのですが、そもそも「エピタフの扉」とはどのような意味なのでしょうか? テリー植田 「エピタフ」とは“墓碑銘”のことです。墓碑銘には名言が記されることが多いのですが、このイベントが名言の扉を開いていくキッカケになればいい、という思いを込めてつけた名前です。この「エピタフの扉」の元になっているイベントが「ブクブク交換」。今回のイベントは、「ブクブク交換」のルールを用いながら名言を軸に展開してみたいと考えています。ビジネスパーソンを対象に考えていますが、もちろん一般のお客さんも歓迎です。 大好きな本を薦めたい、みんなに読んでもらいたい ――ビジネスパーソン向けの名言といいますと、どのようなものがあるでしょうか? 大山 たとえば、松下幸之助や本田宗一郎、スティーブ・ジョブズなどの経営者の名言は人気があって、たくさん本が出版さ
愛の完成・静かなヴェロニカの誘惑 (岩波文庫) 作者: ムージル,Robert Musil,古井由吉出版社/メーカー: 岩波書店発売日: 1987/12/16メディア: 文庫購入: 4人 クリック: 24回この商品を含むブログ (18件) を見る 部屋の中には夫と妻の二人。窓は濃い緑色の目隠しに覆われ、夕暮れの室外からは完全に切り離された空間として、その部屋はある。二人は愛し合っている。愛し合っている?なぜそんなことがわかるのか。たとえばその理由が、「そのように書かれているから」だとすれば、われわれはさらに、問いを継ぐことができる。そのように書くことを可能にしているものは何か、と。それはいうまでもなく、あらゆる空間を、すなわち個々人の内面をも均質なものとして移動することのできる、超越者の措定である。そこで愛は内面と内面の関係であり、その関係の記述者として超越者が存在するわけだ。しかし、「愛
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く