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Canon ゴーストを防ぐミラーレス用マウントアダプタの特許：エンジニアの嗜み：So-netブログ
キヤノンが絞りを内蔵したマウントアダプタに関する特許を出願中です。 レンズ側のイメージサークルは余裕がある為、余分な光がゴーストを起こす可能性があるそうで、キヤノンはアダプタに絞りを内蔵することで対処したようです。 キヤノンの次世代カメラも少しずつ動き始めているようですね。 従来: 不要光が乱反射 patent: 開口絞りをフレアカッターとして使用 特許文献、及び要約・自己解釈 特許公開番号 2011-107255 公開日 2011.6.2 出願日 2009.11.13 従来のマウントコンバータ フランジバックのみを調整する イメージサークルの違いを考慮しておらず、不要光がゴーストを起こす キヤノンの特許 開口径調整手段を有するコンバーター 開口径の手動操作とロックが可能 開口径の電動駆動と、レンズ情報による制御が可能 通信手段を有する ゴーストの起因 MFTS 今や常識となりつつあるマウ
Nikon Sigma 特許戦争を技術的に検証する【後編】：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ニコンがシグマに対し、特許を侵害しているものとして、訴訟に踏み切りました。 ことの帰趨はどうなるのか、特許文献から推測してみたいと思います。 侵害の可能性 そもそもの問題は侵害しているのかどうか、という部分ですよね。 ニコンが主張する侵害については前編をご覧下さい。 APO120-300OS等の新しいレンズを除くと、多少でも該当の可能性があるレンズは次の通りです。 取り敢えずパテントを追ってみましょう。 APO 80-400/4.5-5.6EX DG OS (2005/08) 18-200mm F3.5-6.3 DC OS /HSM (2007/06) APO 120-400mm F4.5-5.6 DG OS HSM (2008/04) APO 150-500mm F5-6.3 DG OS HSM (2008/05) 18-125mm F3.8-5.6 DC OS HSM (2008/0
Nikon Sigma 特許戦争を技術的に検証する【前編】：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ニコンがシグマに対し、特許を侵害しているものとして、訴訟に踏み切りました。 これは一体どういうことなのか、該当する特許文献から技術的に検証してみたいと思います。 先ずはニコンのパテントを調べてみました。デジカメWatchによると、対象となるパテントは2件です。 1つは手振れ補正センサの制御方式に関するもの、もう1つは手振れ補正ズームレンズの光学設計に関するものです。 特許とは、特許文献の請求項に記述されている項目です。 この項目に全て一致していれば特許侵害となりますが、違いがあれば侵害ではありません。 手振れ補正センサの制御方式 特許文献、及び要約・自己解釈 特許番号 3269223 公開日 1995.5.2 出願日 1993.10.15 超音波モータと振動検出器とを備えた装置 請求項 1 超音波モータの共振周波数帯域が、手振れ補正センサの1次と2次の共振周波数の間であること 2 超音波モ
日本における特許侵害訴訟の提起について | ニュース | Nikon 企業情報
株式会社ニコン（社長：木村眞琴 東京都千代田区）は、2011年5月25日、株式会社シグマ（神奈川県川崎市、以下シグマ社）に対する特許侵害訴訟を東京地方裁判所に提起いたしました。この訴訟において、一眼レフカメラ用交換レンズの日本における該当特許侵害行為の停止と損害賠償を求めています。 当社は、映像事業を始めとするさまざまな分野において長年に渡って研究開発に投資してまいりました。その成果の一つとして得られた知的財産権は当社の重要な経営資産であり、また、当社はそれらを活用することによって、お客様のご要望にお応えする製品・サービスを継続的に提供することができております。 かねてシグマ社による当社特許の侵害行為があり、当社といたしましては交渉による解決を図るべくシグマ社と協議を行ってまいりましたが、残念ながら解決するに至らず、やむを得ず訴訟を提起することといたしました。 なお、該当特許は、手振れ補正
Nikon 人工蛍石の製造に関する特許：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ニコンが蛍石よりも優れた性質を持つ透光性セラミックスに関する特許を出願中です。 今後のNikkorレンズ群は、より優れた硝材が採用されることで、性能が著しく向上するかもしれません。 English page is here. 実施例1の透過型電子顕微鏡による写真 CaF2微粒子 GdF3微粒子 特許文献からの引用 【公開番号】特開2011-20917(P2011-20917A) 【公開日】平成23年2月3日(2011.2.3) 【発明の名称】Ca-Gd-F系透光性セラミックスの製造方法、 Ca-Gd-F系透光性セラミックス、 光学部材、 光学系、 及びセラミックス形成用組成物 えがみが要約・自己解釈したもの ニコンは以前にも特許出願を行っている(特開2006-206359) 従来技術 Ca-Gd-F系の存在は知られていた 従来は安定した製造が困難であった 混合する材料の選択を誤ると、良好な
Nikon 縦横切替が用意なミラーレス用マウントに関する特許：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ニコンが、重量級レンズを装着しても簡単に縦と横を切り替えることの出来るカメラマウントに関する特許を出願中です。 Nikonの次世代ミラーレス機は、超望遠レンズの使用も想定しているのかもしれませんね。 特許公開番号2010-271418 公開日2010/12/02 出願日2009/05/19 ボディ側バヨネットが回転可能 90°毎に固定出来る ピンで固定し、ガタ付きが発生しない 縦位置で撮りたい時、カメラを縦に構えれば良いわけです。 しかし、重い望遠レンズは直ぐに操作出来るわけではありません。 三脚座があると幾分は楽なのですが、無段階で回転出来るので、ピッタリ縦位置にするのは基準線を合わせなければならず、面倒です。 ニコンの考案は、カメラ側を、それもマウントの部分を回転可能にしてしまおう、というものです。 大口径のテレフォトと比較すればカメラ本体の方が軽いので、少ない労力で済みそうです。 M
Sony 色毎の画素サイズが異なる撮像素子に関する特許：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ソニーが、色(RGB)によって画素のサイズを変更したイメージセンサーに関する特許を出願しています。 色の波長によっては、高感度に強いものもありますしそうでないものもあります。 これにより更なる高感度化を行っても、画質の劣化を抑えられると思われます。 R成分のフォトダイオードを大きく 特許公開番号2010-129548 公開日2010/06/10 出願日2008/11/25 現状の問題点 多画素化すると信号量が小さくなり、S/N比の確保が難しい RGB波長はそれぞれエネルギープロファイルが異なる カラーバランスが崩れる パテント技術 エネルギープロファイルに応じた受光領域(画素サイズ)とする 波長が長い光(Red)は、大きなフォトダイオード(受光センサー)とする シリコン基板上では、Rの照射エネルギーが一番弱い RGbGrB合わせて正方形とする 裏面照射型と表面照射型を検討 ベイヤー配列を採
Nikon 湾曲した撮像素子に関する特許：エンジニアの嗜み：So-netブログ
ニコンが湾曲したイメージャーに関する特許を出願しています。 今までは、湾曲していたレンズのピント面を如何に平面に近付けるか、メーカーはあらゆる努力を行ってきました。 もしこの特許が製品化されれば、補正の為にレンズ枚数を増やす必要がなくなるので、小型軽量安価でありながら高性能がレンズが期待出来ます。 像面変換素子 特許公開番号2010-109096 公開日2010/05/13 出願日2008/10/29 像面湾曲収差のあるレンズを使用する 像面変換素子を、レンズと撮像素子の間にはさむ 1画素につき、1本の光伝達管を有する 素子の曲面は湾曲収差に対応する 周辺光量落ち対策として、中心のみを減光するフィルタを備える 半導体技術によって製造を実現 写ルンですというレンズ付きフィルムがあります。 俗に言う使い捨てカメラ(最近では、ユーザーのエコ関心に配慮しリサイクル可能なことからリユースカメラ) で
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