不動産仲介業の破産法の範囲で債務整理が伴う所有権の移転が、「破産管財事件」と「破産申立前の任意売却」です。この不動産仲介を円滑に進めるためには、破産法の知識と破産管財の流れを理解する必要があります。利害関係人が売主・買主に債権者が加わるこの業務は、一般仲介と違い「ややこしく、めんどう」で儲からないと言われていますが、もう一歩足を踏み入れると達成感を感じることのできる仕事です。ブログタイトルに準じて「不動産業界の参考書」と言える三冊です。入門書に最適です。我社の社員の愛読書の一冊がこの本です。コンセプトが「平均以上の高校生が理解できる!」。受験参考書のように用語の設問があったりと工夫されています。我々不動産業者が読む破産法に関する本としてはこれで十分ではないでしょうか。実務のお供に、あって良かったと思える一冊第1篇の「ストーリーによる初めての破産管財人」を読むと、弁護士が地裁・破産部からの受