こんにちは。ハートビーツ運用スタッフの津田です。 ハートビーツからお届けする技術情報の初回シリーズ、Nagiosについての第4回です。 第3回ではNagiosの監視プラグインで、aptでインストールできるものをご紹介しましたので 今回は自作監視プラグインの作り方をご紹介します。 (ただし、ここではサービス監視に関するものをご紹介します。ホスト監視についてや、 細かい仕様については公式ドキュメントのNagios Plugin APIなどをご覧下さい。) "作り方"と言っても、専用のプログラミング言語があるわけではありません。 プラグインを使って監視をしたいサーバで動くプログラミング言語であれば、どんな言語でも構いません。 前回ご紹介したプラグインはC言語で書かれていますが、シェルスクリプトや Perl,Ruby,Pythonで書いても構わないんです。 Nagiosで動くプラグインを作るための
Nagios plug-in development guidelines Nagiosのプラグインを使っているとどうしても独自のものが欲しくなる。調べてみると結構簡単に出来そうだ。例えば標準プラグインのcheck_file_ageは極めて短いPerlのスクリプトでこれを参考に改造すれば直に自分のスクリプトが作れるようだ。Rubyを使ってダミーの結果を返すスクリプトを作るときちんと動作した。#!/usr/bin/ruby result = 0 result = ARGV[0].to_i if ARGV[0] print result exit resultこのような簡単なスクリプトを作成し、Nagiosが読めるようにパーミッションを適当にゆるく設定して配置。設定ファイルに記述してみると動作が確認できた。これで通常のプラグインでは監視できないような特殊なデバイスも監視できるようになるだろう。
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