ここ数年の徳永英明のイメージと言えば、 女性歌手のヒット曲を彼独自のテイストで歌った カバーアルバム「VOCALIST」 シリーズのヒットによって、ではないでしょうか? 2005年にシリーズ1を発表してから、10年間にわたって計7作を発表しています。 これによって「紅白」にも、その翌年の2006年から10年連続で出場。 その間、自身の持ち歌とカバー曲を、取り交ぜて歌唱しています。 カラオケ屋に行って、「歌手名」で彼のリストを見ると、自身の持ち歌に匹敵するほど、そのアルバムの収録曲が多数出てきます。 当然、オリジナルとはキーもアレンジも異なります。 中には、「こちらの方が自分に合っていて歌いやすい」と思う歌もあります。 ただしこれらは、遡ることおよそ20年、1986年にデビューし、ソロ歌手としての実績あればこその話。 デビューは、少し遅めの24歳の時。 兵庫県伊丹市から歌手を目指して上京後、