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2007年10月1日のブックマーク (2件)

  • ユーザーよ,他人事ではないぞ

    ここ数回にわたって,ベンダーおよびベンダーSE,情報システム部門,CIO(最高情報責任者)といった企業のIT導入に関わる人々を,ユーザーの視点で取り上げ,そのあり方を検討してきた。今回はユーザーの視点でユーザー自身を取り上げてみよう。つまりユーザーの自己反省である。IT導入を成功させるためには,それも避けて通れまい。 ユーザーと一口に言っても,ベンダーやコンサルタントから見たときは,ユーザー企業を意味する。しかし,ユーザー企業の中で情シス部門,CIO,あるいは経営陣から見ると,業務部門がユーザーとなる。今回は,後者のユーザー部門(ユーザー)を対象とする。 “あてがい扶持意識”が災いをもたらす ユーザーについて最も問題と感ずる点は,ある部門にITを導入するとき,発案するのはほとんどの場合,当該部門のユーザーではなく,情シス部門だということである。筆者の経験から見ても,ユーザーが自ら手を挙げた

    ユーザーよ,他人事ではないぞ
  • 第8回 ICタグの情物一致でモノの動きを把握

    建機最大手のコマツは、ミッションやアクセルといったアセンブリ部品を製造する真岡工場(栃木県)と、それを使って鉱山向けの大型建設機械を製造する茨城工場にICタグ・システムを導入した。稼働は、茨城工場を新設した07年1月だ。ICタグ・システムのコストは数億円である。 ICタグを採用したのは、アセンブリ部品を生産する真岡工場と、建機体を生産する茨城工場との間で、互いの生産進捗状況をリアルタイムに把握するためである。部品と建機体にICタグを取り付け、片方の生産が遅れたり早まったりしたことを検知して、その場で生産計画を調整する(図1)。 図1●コマツは建機体とアセンブリ部品の生産進捗状況をリアルタイムに把握 特定の部品の製造が遅れた場合、それを使う体の製造を後回しにしたりする [画像のクリックで拡大表示] ICタグはとかく導入コストの高さが話題になるが、同社真岡工場の小島律昭生産部工務課課長

    第8回 ICタグの情物一致でモノの動きを把握