首は、7個の骨とそれを支える筋肉群から成っています。前後左右に首を振ることが出来るのは、関節や筋肉群がしっかり機能しているためです。首の上には、神経の中枢部分である頭(脳)があります。それを覆う頭は4kgもあり、首はとても筋肉疲労を起こしやすく、仕事や日常動作で、疲労が蓄積すると頭痛を引き起こしたり病気を発症させる原因になったりします。 一般的に頭痛の多くは、筋肉疲労によって引き起こさせるもので、後頭部から首、肩にかけての筋肉が緊張して血流が悪くなると、酸素が不足して痛みが出ます。これは、長時間同じ姿勢をとり続けたり、不安や心配などからくる精神的ストレスが主な原因です。 頭痛を未然に防ぐために、日頃から血行を促して筋肉を緩める首のストレッチが有効です。