2010年04月11日08:30 カテゴリTribute書評/画評/品評 訃報 - 井上ひさし なんと。 吉里吉里人(上中下) / 四千万歩の男(全五巻) 井上ひさし 時事ドットコム:井上ひさしさん死去=作家・劇作家、「吉里吉里人」など「吉里吉里人」「四千万歩の男」など奇抜な設定と軽妙なタッチの小説や戯曲、エッセーで知られ、護憲運動にも力を注いだ作家・劇作家の井上ひさし(本名廈=ひさし)さんが9日夜、肺がんのため神奈川県鎌倉市の自宅で死去した。75歳だった。 最も遅筆したい訃報だ。 この人のすごさは、なんというか、アボガドロ数のようなものだろうか。6.022 × 1023という数があまりに大きくて実感が持ちがたいのと同様、井上ひさしという作家は、一般人がとらえるにはあまりにやさしく、あまりにふかく、あまりにゆかいで、あまりにまじめだったのだ。 Twitter / 尻P: 「読めば絶対面白い