【ベルリン篠田航一】財政危機があろうとも、ギリシャ人は8割が幸せ--。独ハンブルクの未来研究財団とブリティッシュ・アメリカン・タバコ社が実施した「幸福度」に関する欧州の世論調査で、こんな結果が浮かび上がった。 欧州13カ国計1万5000人が対象。「私の人生は幸せだ」と答えた人の割合は、福祉国家デンマークが96%で1位だったが、2位はギリシャ(80%)、3位は同様に財政危機の渦中にあるイタリア(79%)が続いた。逆に欧州一の経済大国ドイツは61%と下から3番目。生活水準の高さとは逆に「悲観的」な姿が浮き彫りになった。 国別で幸福度に差があるが、どの国でも共通して男性より女性、都市住民より地方住民、独身者より既婚者の方が幸福度が高かった。研究財団代表のラインハルト氏は「不透明な時代だが、各国とも世代が若いほど幸福度が高いのは明るい材料だ」と分析している。
みなさん、こんにちは!「大人の音楽の時間」講師の広瀬香美です。今週も一緒に楽しい音楽のお勉強をしましょう。 今回のテーマは、パワフルにまっすぐに、「元気と勇気」与えてくれる、「ザ・ブルーハーツ」! そんな「ザ・ブルーハーツの魅力の秘密をバラしちゃおう」です! 彼らの音楽はなぜ、あんなにも私たちの心をズキューーーンと打ち抜くのでしょうか。音楽分析の視点から私が鋭く迫ってみようと思います。みなさんが、もっともっと「ザ・ブルーハーツ」の音楽を好きになりますように、そんな願いを込めてお届けいたします。 ◇「ザ・ブルーハーツ」、今年は結成25周年(ツイッターアドレスは@tbh25th) 85年結成された「ザ・ブルーハーツ」ですが、95年に解散するまでの10年間に、シングル16枚、オリジナルアルバム8枚をリリースしています。その中でも、「リンダリンダ」や「情熱のバラ」「キスしてほしい」「トレイン・トレ
みなさん、こんにちは! 「大人の音楽の時間」講師の広瀬香美です。 今週は、「世界一簡単な作曲法!~後編」です。前編では、基礎知識として最も重要な、コードのことを説明しました。これによって、今までよく分からなかった「コードって何?」「和音って何?」が、何となく理解できるようになったと思います。 実は、コードのことさえ理解してしまえば、作曲って案外簡単なのです。今回この授業の最後では、実際にみなさんに、作曲に挑戦してもらいますから、お楽しみに。 まずは、先週の授業、すなわちコードの復習です。 まず、ド、レ、ミ、ファ、ソ、ラ、シ、ド(英語読みでは、C、D、E、F、G、A、B、C)の音名たち一つ一つを家に例えてみると、図1でしたね。 次に、それらの音の中でも特に大事な四つの音は、CとFとGとCです。これも図1を見てください。 そして、これらの四つの家には、住人が1人います。図2です。 さらには、そ
みなさん、こんにちは!「大人の音楽の時間」講師の広瀬香美です。 今週も、広瀬香美ならではの解説で、みなさんに楽しく、分かりやすく、音楽の授業を進めていこうと思います。この授業を通して、みなさんがこれまで以上に音楽が好きになりますように、応援していきたいと思います。 さて、みなさん、「作曲」って難しいことだと思っていませんか。素人には到底無理なことだと思っていませんか? 今週はそんなみなさんに、目からうろこが落ちたと言ってもらえるような「世界一簡単な作曲法」をご紹介したいと思います。 そして、この世界一簡単な作曲法がしっかりと理解できるように、前編後編の2回に分けて授業を行います。前編では、音楽の基礎知識を中心にお話しします。そして、後編ではこの基礎知識を生かして、実際に作曲してもらいます。 前編で、音楽の基礎知識を理解することにより、あの今までよく分からなかった「コードって何?」「和音って
みなさん、初めまして。「大人の音楽の時間」。講師の広瀬香美です。どうぞよろしくお願いいたします。 みなさん、学生時代を覚えているでしょう。「音楽の時間」って、退屈ではありませんでしたか。そもそも音楽というのは、楽しい事のはずなのに、なぜ、退屈だったのでしょうか。子供のころから、音楽だけが得意だった私でさえ、あの時間は正直、楽しめませんでした。 そんな皆様を楽しい音楽の世界へお連れするのがこのコーナー。一緒に「音楽の勉強」をやり直しませんか。 ◇ さて、記念すべき第1回は、ごあいさつ代わりに、私のデビュー曲「愛があれば大丈夫」の自己分析からスタートします。どんなに迷っても、ないーーても♪、のあの曲です。今すぐ思い出せる方も、そうでない方も読み進める前に、ぜひ一度聞いてみてくださいね。 この曲の発売年は92年、かれこれ16年前になります。ヒット曲は時代の反映ですから、ヒットの秘密を探るため、当
◇『日本語が亡びるとき--英語の世紀の中で』 (筑摩書房・1890円) ◇世界の言語状況、明快に解き明かす 一見して挑発的なタイトルだが、それを裏付けるだけの論旨を盛った、奥行きのある、説得力に富んだ本である。筋の通った展開が知的興奮を誘う。 巻頭は、アメリカ合衆国アイオワ州に各国の作家が集まって開かれた創作プログラムの体験談。これが今の世界の言語状況の見取り図になっている。何語で書くかを選ばなければならない作家が多いのだ。 日本文学の場合、作家たちには日本語で書くことを選ぶという意識はない。日本には豊かな近代文学の伝統があり、充分な数の読者がおり、大きなマーケットがある。それが幸運な偶然によって成立したことを、水村は本書の四章「日本語という〈国語〉の誕生」と五章「日本近代文学の奇跡」で立証する。 まず、日本は中国という大きな文明の近くにあって、しかも近すぎなかった。漢字を用いながら仮名を
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