近鉄百貨店は1日、高さ日本一の超高層ビル「あべのハルカス」(大阪市阿倍野区)に入居する百貨店「あべのハルカス近鉄本店」の一部を、2014年春のグランドオープンに先駆けて6月13日に先行開業すると発表した。 あべのハルカスは、高さ地上300mとなる超高層ビルで、2014年春に全面開業を予定している。地下5階、地上60階建てとなり、延床面積は約30万6,000平方メートル。近鉄百貨店のほかに近鉄大阪阿倍野橋駅や大阪マリオット都ホテル、オフィス、美術館などが入る。外観デザインは、ペリクラークペリアーキテクツ代表のシーザー・ペリ氏が担当している。 今回、先行開業するのは「あべのハルカス近鉄本店」タワー館。あべのハルカスの地下2階、地上14階部分に入る。営業面積は5万7,000平方メートル。非物販面積を25%まで高め、滞在型百貨店として"街のような場"の実現を目指すという。 12~14階のレストラン