「マネジメントなんてやりたくない。部下やお金や人事評価の面倒なんて見たくない」 そんな声をよく聞きます。まったくもって同意します。 しかし,「やりたくない」というのなら,マネジメントはいらないのでしょうか? Googleは,2002年にすべてのマネジメント職を廃止するという実験をしています。2008年には,マネジメント職は重要な存在ではないという意見を証明しようとして失敗しています※。 ※re:Work マネージャーより 私は,「技術職を経験しているマネジメント」の人間がもっとたくさん,自然に増えるといいと願っています。なぜなら,技術者の常識が,マネジメントに必要だからです。 問題点や失敗する可能性を隠さずオープンにするほうが健全で安全である 自分の望むことと自然界で発生することが一致しない 自分の成果を他人に批評してもらってこそ自身の知識が深まる 自分には知らないことがあることを知っ