CentOS など Red Hat では Postfix の SMTP_AUTH(SMTP認証)では、Cyrus SASL (saslauthd) の sasldb を使うのが一般的になっています。その設定方法はネットにたくさん書かれていますが、pam による認証をする場合の設定方法かあまりまとまったものが無いようなのでここに書いておきます。この方法は saslpasswd2 コマンドではなく、useradd や passwd コマンドによりユーザ管理をしている場合のものです。 環境は CentOS 5.4 (64bit) で試しました。Postfix、Cyrus SASL がインストールされている環境です。Postfix 自体の設定方法は割愛します。 Postfix の設定 /etc/postfix/main.cf を編集して、SMTP 認証を有効にします。 smtpd_sasl_aut