Windows Subsystem for Linuxのファイルシステムには VolFsとDrvFsの2つがある WSLには、2つの独自のファイルシステム「VolFs」と「DrvFs」がある。前者は、ディストリビューションがインストールされるファイルシステムで、Linuxのメインのファイルシステムに相当する。名称は「Volume File System」の意味と思われるが、最近のWSLでは、「lxfs」と表記される。後者は、WSL内からWindowsのNTFSにアクセスするためのもので「Drive File System」の略と思われる。 wslconfig.exeの「/upgrade」オプションは、VolFsをアップグレードするためのものだ。実行は簡単で、WSLが起動していないときにディストリビューション名を指定して実行すればよい(ディストリビューション名は「/list」オプションで表示