2016 - 11 - 06 悪魔も憐れむ人 嗚呼、なんということだ。試験まであと一週間しかないではないか。何をしていたのだ僕は。なぜ、もっと早くからコツコツと勉強をしなかったのか、もっとこう紀元前とかから始めなかったのか。そう、twitterで試験勉強するからバイバイですと宣言してから、勉強らしき勉強は何ひとつしていないのだ。ばかばかばか、本当に僕はばかじゃないのか、だから平凡な高校にしか進学できず、大学にも失敗するのだ。殴りたい、下から上に鋭角で。その左右不対照に生えた無精髭のあごを、グーで思い切り殴りたい。だめだ、あかぬあかぬ、そんなことをしてもなんの解決にもならない。そうだ、机だ、机を掃除するしかない、濡れた雑巾と乾いた雑巾と熟れた果実を用意して、丁寧に机を掃除…したわ。それはもうしたわ。3回はした。それに掃除したのは机だけではない、かばんを持っていない僕に憐れみを感じた嫁が貸して
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