日立ソフトウェアエンジニアリングは4月24日、2008年3月期の連結決算を発表した。売上高は前期比9.6%増の1713億9900万円。営業利益は同59.2%増の143億7000万円となった。経常利益は同64.9%増の133億7300万円、純利益は同22.1%増の42億700万円である。 事業別収支を見ると、ソフトウェア・サービス事業は金融・製造業向けの基幹業務システムが大幅に伸びたほか、ストレージ、カーナビの組み込みソフトなどが順調だった。セールスフォース・ドットコムとの連携によるSaaS(ソフトウエア・アズ・ア・サービス)の大口案件獲得もあった。 プロダクト&パッケージ事業では、セキュリティ「秘文」、地理情報システム「GeoMation」で大口受注を獲得。同事業の売上高は前期比14.2%増の1554億1500万円に達した。 情報処理機器事業では、自社製品の双方向電子ボード「StarBoa
![日立ソフトが増収増益、受託開発とSaaSが好調](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/bed39b5962a5d552c95b6d796db8f55e72d32943/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fxtech.nikkei.com%2Fimages%2Fn%2Fxtech%2F2020%2Fogp_nikkeixtech_hexagon.jpg%3F20220512)