ちょっとした時代の変化を感じている。 アスリートを育成していくなかで、専門的な技術を習得するのが重要になるのは当然のことだが、昨今はスポーツだけでなく、勉強にもしっかりと力を入れて成長を遂げる「文武両道型」アスリートが高校野球界にも生まれつつあるのだ。 今年のドラフトで千葉ロッテから1位指名を受けた安田尚憲選手が、まさに、そのタイプだ。 ADVERTISEMENT 安田は高校屈指のスラッガーへと成長を遂げる過程の中で、野球だけではなく勉学にもしっかりと取り組んできた。 小学生のころから歴史書を読み漁り、勉強をすることが当たり前と教育されてきた。 高校女子駅伝部の監督を務める父が社会科の教諭ということもあり、歴史に関心を寄せてきた。12歳年上の兄・亮太さんはPL学園で前田健太とバッテリーを組み、明治大から三菱重工に進んで今も活躍する現役選手で、その兄の影響も大きい。「お前から野球をとったら何

