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ブックマーク / chikirin.hatenablog.com (7)

  • 「いつでもやめられる」ことこそ強者の特権 - Chikirinの日記

    最近、強者がもつ最大の特権とは、「いつでもやめられる」ことなんだなと再認識しました。 たとえば仕事。 「この会社をやめたら、今以上の条件で再就職できることはまずない」と思う人は どんなに大変な状況でも どんなにくだらない仕事でも 簡単には辞められません。 セクハラやパワハラを受けていても、「それでもここより条件のいい職場はありえない」と思えば我慢するしかない。 反対に、いくらでも活躍できる場所のある人なら「こんなアホみたいな環境で働くのはまっぴらごめん」とソッコーで言えちゃう。 「何やってもべていける」「今ここを辞めても、あたしの市場価値は下がったりしない」と思えれば、さっさと辞められる。 「いつでも辞められること」こそ、強者の特権であり、(反対にいえば)強者であることの証しなのです。 「別れたいけど、離婚してもべていけないし」と考える人は、自分からは結婚生活を止められないし、 「この

    「いつでもやめられる」ことこそ強者の特権 - Chikirinの日記
    yuuAn
    yuuAn 2019/02/16
    この話、エンジニアリング組織論への招待にも出てきた。
  • 2018-08-10

    「貯蓄から投資へ」と言われ続けて数十年。 未だに日では「投資は怖い」と貯金だけする人が多い一方、 人生一発逆転を狙って高レバレッジをかけたり、ものすごくボラティリティ(=価格変動幅)の高い商品に投機する人もいます。 定年後に退職金を(大手証券、大手銀行や郵便局、大手保険会社みたいな、ものすごーく信頼できるっぽく見えて実はそうでもない)金融機関のバカげた商品につぎこんで失ってしまう高齢者もいれば、 働き盛りの多忙な会社員や医師などが「それ、どう考えても詐欺でしょ?」みたいな不動産投資話に騙されて自己破産の憂き目にあったりもする。 「なにもしなくても毎月○万円ずつ儲かります!」なんて営業トークを、医学部に入れる学力のある人が信じてしまう「信じられない!」世の中。 いったい、なんなん? とくに「不動産投資」を「不労所得」などと呼ぶのは、その時点で詐欺です。 不動産投資はかなりめんどくさい「事業

    2018-08-10
    yuuAn
    yuuAn 2018/08/11
    まさに求めてた記事だった。
  • みどころいっぱい青森県 - Chikirinの日記

    青森観光といえば、ねぶた祭り、奥入瀬、弘前城の桜や紅葉あたりが有名なのだと思いますが、 今回、「冬の直前」という季節外れに青森市近郊を訪ねてみて、「他にもすんごいたくさん見所あるじゃん!」と驚いたのでちょっとご紹介。 まずは青森駅の近くにある「ねぶたの家、ワ・ラッセ」 数多く展示されてるねぶた祭りの屋台は、どれもカラフルで迫力いっぱい。 触れるサンプルなどもあるので、お子様連れにも向いてます。 ねぶたってこんなに表情豊かだったのねー。 私が訪れた日は、太鼓演奏や子供の(ねぶた祭りで踊られる)ダンスパフォーマンスもあり、めっちゃ楽しめました。 そのすぐ近くの港にあるのがこちら。以前の青函連絡船をそのまま使った博物館、メモリアルシップ八甲田丸です。 今は青函トンネル内を鉄道が走ってますが、当時は青森から北海道へは船で渡るのが一般的。私も乗ったことがあるので超なつかしかった。 中には昔の青函連絡

    みどころいっぱい青森県 - Chikirinの日記
  • 大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何? - Chikirinの日記

    「貧しい家庭の子供は大学進学率が低い。親の貧困教育格差を通して連鎖する!」って主張してる人に、 「で、あなたが大学で学んだことで、今、いちばん役立っていることは何ですか?」って聞くと、 返ってくるのは、「それって授業料の対価として得られたものじゃないですよね?」みたいな答えが多い。 大学時代にスポーツクラブやサークル、NPO などの課外活動で学んだとか、 大学時代にアルバイトで学んだとか、 大学時代に起業して学んだとか、 大学時代に海外を放浪して学んだとか、 大学時代にたくさんを読んで学んだとか、 そんなんばっかりで、 「いやそーじゃなくて、大学に授業料を払うことでしか手に入らないもので、人生でめっちゃ役立ってることは何なんですか?」って聞き直すと、 「えっ? えー、えーっと」みたいになったりする。 別に NPO もスポーツもサークルも放浪も起業もアルバイトも読書も、大学なんか行かなく

    大学で得た「今、もっとも役立ってること」って何? - Chikirinの日記
    yuuAn
    yuuAn 2015/01/30
    いろんな分野の専門家と自分の野望について議論し合えたのはとてもよい経験だった。
  • 本当に「かわいそう」なのは誰なのか? - Chikirinの日記

    先日の NHK の番組に関するエントリ の補足として、私がこの手の「かわいそうなお年寄りを殊更に強調する番組」がほんとーによくない(=害がある)と考える理由をまとめておきます。 それは、財源を明示しない「かわいそう論」は、常に若い世代への負担押しつけに帰結するからです。 日には既に、ものすごい額の借金があります。 それらを返済させられるのは、今の若者であり、今の子供であり、これから生まれてくる子供達です。 彼らは、今より大幅にアップするであろう消費税、所得税、社会保障費の支払いを通して、それらの借金と利子を負担することになります。 教育や医療を含む行政サービスだって、今の中高年&高齢者が享受したレベルのものは手に入らないでしょう。 借金の使い道が、彼らの未来の役に立つものであるなら、それもアリです。 でも、お金の使い道は「現時点での(かわいそうな)高齢者」なのです。 ほんとーに、それでい

    本当に「かわいそう」なのは誰なのか? - Chikirinの日記
    yuuAn
    yuuAn 2014/10/17
    泣けてきた……
  • ガイドブック以外の一冊、それが重要 - Chikirinの日記

    5月中旬に出版した『社会派ちきりんの世界を歩いて考えよう!』 おかげさまで多くの方に読んで頂き、書評ブログや推薦コピー、感想ツイートもあれこれ頂きました。 とても嬉しいです。ありがとうございます。 あのを読んで「観光もグルメもお買い物も楽しいけど、それに加えて、自分も社会派っぽい旅行をしてみたい!」と思われた方にお勧めなのが、「海外を訪ねる前に、その国を舞台にしたを“ガイドブック以外に1冊”でいいから読んでいく」という方法です。 なんのでもいいんです。 政治や経済に関する難しいである必要はなく、エンタメ色の強い小説で充分です。 それでもガイドブックだけ読んでいくのとは、視点に雲泥の差がでます。見えるものが違ってくるのです。もちろん先におもしろいと出会い、それがきっかけでその国に旅行する、というのもいいと思います。 私の場合、働いている頃はを事前に読む時間がなかったので、行く国に

    ガイドブック以外の一冊、それが重要 - Chikirinの日記
    yuuAn
    yuuAn 2012/07/18
  • もうひとつのゼロベース思考 - Chikirinの日記

    よく聞く「ゼロベース思考」の意味は、「固定観念や既成概念にとらわれることなく考えましょう」というもので、ちきりんも『自分のアタマで考えよう』の中で「知識と思考の分離」と称して同じことを言っています。 ですが、「ゼロから考える」という思考手法には、もうひとつ重要な側面があります。それは、「既存制度を前提とせずに、あるべき論(あるべき姿)を考えよう」というものです。 自分のアタマで考えようposted with amazlet at 15.11.10ちきりん ダイヤモンド社 売り上げランキング: 2,304 Amazon.co.jpで詳細を見る → Kindle 版 → 楽天ブックス たとえば税制について考える時、「消費税が低所得者に不利というのはホントなの?」と考えるのが前者です。 「消費税は逆累進的だから低所得者に損な制度」というのは“常識”らしいので、それに「ほんと?」と疑問を投げかける

    もうひとつのゼロベース思考 - Chikirinの日記
    yuuAn
    yuuAn 2011/12/10
    ゼロベース思考を始める切っ掛けは違和感だと思う。その違和感に気付かせてくれるいい質問。 > "ちきりんは今までこの質問をいろんな人に聞いてきました。"
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