ソニーセミコンダクタソリューションズは2024年4月8日、IoT用ボードコンピュータ「SPRESENSE」対応のマルチIMUボードを開発したと発表した。独自のマルチIMU合成技術を搭載しており、低バイアス変動と低ノイズ密度で過酷な環境下でも高い信頼性を提供する。 同マルチIMUボードは、3軸加速度センサーと3軸ジャイロスコープを搭載した6軸IMUボードだ。16個の民生MEMS IMUをリアルタイムで合成し、FOG(工業用光ファイバージャイロスコープ)に匹敵するバイアス安定性0.39deg/h以下を達成した。