■概要 ブレーン・ストーミングとは、1938年(昭和13年)頃、当時、アメリカの広告代理店BBDO社の副社長をしていたアレックス・F・オズボーンが考案した創造性開発のための技法です。 一言でいえば、何人かが集まり、あるテーマをめぐって、既成概念にとらわれず、自由奔放にアイデアを出し合う会議形式の一種です。オズボーンによれば、“ブレーン(頭脳)で問題にストーム(突撃)すること”です。 ■特徴と効果 ブレーン・ストーミングには次のような効果が期待できます。 ある特定の問題に対して、何らかの解決策を手に入れることができる。 これは直接的な効果であり、ブレーン・ストーミングではこのような直接的な効果をねらいとして実施されるケースも多くみられる。 参加メンバーの創造的問題解決能力(つまり創造性)が開発される。 ブレーン・ストーミング独特の創造的な雰囲気を何回か繰り返して体験すること