2001年、コンパックコンピュータ(現日本ヒューレット・パッカード 以下、日本HP)へ入社。以来、一貫してサーバ畑を歩み、寸劇などを交えた独特の製品紹介で、日本HPを国内ブレードシェアのトップにまで押し上げた立役者がいる。 サーバエバンジェリスト 山中伸吾氏。 ミッションクリティカル領域のユーザーであれば名を知らぬ者はいない、と自称するが、それは定かではない。ただ、日本HPの本社移転に併せて開設した特別ショールーム「エグゼクティブ・ブリーフィング・センター(EBC)」をご存じの人はいるかもしれない。デモ用ルーム12部屋、ワークショップルーム1部屋、ラック22本を収納できるサーバルームで構成され、開設費用はなんとウン十億円。通称「山中部屋」と呼ばれているのは、知る人ぞ知る事実である。 自らを称して、ハードウェアおたく。「サーバを愛している」という。 ゆえに、いざ山中部屋でのデモンストレーショ