innodb_file_per_tableというオプションはご存知でしょうか。このオプションはMySQL4.1.1から導入され、MySQL 5.6.6とそれ以降ではデフォルトでONになっているオプションです。 innodb_file_per_tableを有効にすることで、InnoDBの各テーブルのデータとインデックスを個別のファイル管理にすることができます。もしこのオプションがOFFの場合、InnoDBの各データはibdata1というシステムテーブルスペースにデータが保持されていきます。以前からMySQLを扱っている方は、このibdata1の肥大化に悩まされたことがあるのではないでしょうか? 今回は、デフォルトONになったためにあまり意識しなくなったかもしれないinnodb_file_per_tableについて、できることを説明したいと思います。 innodb_file_per_table