起業は早い方がいいか、遅い方がいいか?一般的には早ければ失うものは少ないし、年を取れば経験は増えるが守りに入ってしまう。起業するために人脈や経験がものをいう業界もあるが、IT系のスタートアップは若くして飛び込んでくるケースがほとんどだ。 そんな中、楽天やソニーといった大企業で経験を積み、アプリ「Smooz」を開発し起業したのが加藤雄一氏だ。Techable編集部は異色の"オールドルーキー"に起業に関するリアルを聞いてみた。 Q1:40歳手前での起業に至った理由を教えて下さい 最近は「起業」という選択肢がかなり市民権を得ていますが、私が学生だった頃はまだそんな感じでなかったので、20代の頃に起業を考えたこともありませんでした。 ただ、「会社を創る」という発想はなかったですが、「事業を創りたい」という思いは20代の頃から持っていました。Palm PilotやHP200LXといったモバイル端末を