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ブックマーク / www.library.metro.tokyo.jp (2)

  • 東京都立図書館所蔵 特別コレクションの紹介

    特別文庫室には江戸から明治を中心とする約24万点の資料が保管されています。形態上から見ると、和書、漢籍、錦絵、地図、書簡、書画・拓と多岐にわたります。ここでは、それらの資料のなかから順次紹介していきます。 今回も前回に引き続き平成13年度をもってマイクロ化の事業が終了した加賀文庫の中から、 料理・たべもの関係の資料を取り上げてみました。 加賀文庫は、大阪出身の実業家加賀豊三郎氏(1872-1944)の収集によるもので、江戸文化・文芸に関わる近世の版・写類を主とする貴重なコレクションです。豊三郎氏は翠渓と号し、その居宅を洗雲亭、蔵書を洗雲亭蔵書と称していました。 この下に並んでいる小さな画像をクリックすると、拡大した画像と解説が表示されます。

  • 料理物語

    寛永20年(1643)跋刊 1冊 加3800 江戸時代初期の代表的な料理書。従来の形式的な作法を主としたものではなく、料理材料や 調理法を簡潔ではあるが具体的に書いたものとしては最も古い。著名な書であるにもかかわらず、 著者については定説がない。 内容は二十の部に分けられ、海の魚、磯草、川魚、鳥、獣、きのこ、青物の七部については、 材料名とその料理名のみをあげ、八項目から以下、汁の部、なますの部などは代表的な料理法 を具体的に、最後は万聞書の部として、その他の関連事項を記している。海の魚から青物の 材のもとに列記された料理名は、八項目以降の料理法を参照することで大要がつかめるよう になっている。この様式は以後の料理書の編集に大きな影響を与えた。 提示は巻頭部分で、鯛の料理名として「はまやき 杉やき かまぼこ なます しもふり」 などがあげられている。刊には

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